Phil Perry
Heart of the Man フィル・ペリー
中古盤
輸入盤
デイヴ、ドン・グルースン兄弟やリー・リトナー等のフュージョンの
セッション・ミュージシャンとして、知られるフィル・ペリー。
ゾクリと感じる程の凄まじい歌唱力を持っているのにも関わらず、
真っ向なソウル方面からでちょいとは知名度が低めだということが残念だ。

このアルバムは1991年に発表されたペリーのデビュー・アルバム。
#2のサックス・ソロにはブランダン・フィールズがフィーチュアされており、
#3はブレンダ・ラッセルの作曲で彼女はバック・ヴォーカルにも参加。
#4はドン・グルースンの作曲で、リー・リトナーにハーヴィー・メイスン、ジェラルド・アルブライトが参加。
ここでジェラルドはベースもプレイしていることに注目したい。
#5のサックス・ソロはデイヴィッド（デイヴ）・コーズ、
#7はアレサ・フランクリンがオリジナルの曲で、ジョージ・デュークにポール・ジャクソン(・ジュニア)、
リッキー・ローソン、エヴァレット・ハープが参加、彼のヒット曲となる。
#8にはデイヴィッド・ガーフィールド、レニー・キャストロ、マイク（マイケル）・ランドゥ、カルロス・ヴェガが参加、
#9はデイヴィッド・フォスターの出世作として知られる曲で、
#10はシーシー・ワイナンスとのデュエット、掛け合いが素晴らしい！
#11で再びブランダン・フィールズがサックス・ソロをとる。

クレジットだらけのレヴューとなってしまったが、それほどにバック・ミュージシャンに恵まれており、
それに負けない歌唱力を披露している。